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Norton Ghost 2003(ノートン ゴースト2003)、筆者の使い方の目次

  1. 初めに
  2. 今回用意した機材


  3. Ghost起動ディスク(フロッピーディスク)を作る
  4. Ghost起動ディスクでパソコンを起動する
  5. 同じHDD内の別パーティションへのバックアップ
  6. 同じHDD内の別パーティションからのリカバリ
  7. 同じPC内の別HDDへのバックアップ
  8. 同じPC内の別HDDからのリカバリ


  9. Ghost起動ディスク(フロッピーディスク)の中身を知る
  10. USB2.0接続の外付けHDDへのバックアップ・リカバリ
  11. USB1.1接続の外付けHDDへのバックアップ・リカバリ
  12. CD/DVDへのバックアップ・リカバリ
  1. Ghost起動ディスクのカスタマイズ(CD/DVD起動ディスクを1枚に収める)
  2. Ghost起動ディスク(CD-ROM)を作る
  3. フロッピーディスクドライブなしで、Ghost起動ディスク(CD-ROM)を作る


  4. LAN接続された、別のコンピュータへのバックアップ・リカバリ(クロスケーブル直付け)
  5. LAN接続された、別のコンピュータへのバックアップ・リカバリ(ルータ経由)
  6. LAN接続された、(Windows起動中の)別のコンピュータへのバックアップ・リカバリ
  7. オリジナルリカバリディスクの作成

13.Ghost起動ディスクのカスタマイズ(CD/DVD起動ディスクを1枚に収める)(1/1)

<この項目で必要な条件>
項目12.で作った、CD/DVD起動ディスク(2枚)
・FDDがあること

[図13-1]


[図13-2]

aspi2dos.sys,aspi4dos.sys
aspi8dos.sys,aspi8u2.sys
aspicd.sys,btcdrom.sys
btdosm.sys,flashpt.sys
[表13-1]


[図13-3]



[図13-4]

コマンド解説
DEVICE = oakcdrom.sys /D:cd1 内臓CD/DVD-ROMの認識に必要です
LASTDRIVE = ZGhost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照)
[表13-2]


[図13-5]

コマンド解説
SET TZ=GHO-09:00 Ghost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照)
MOUSE.COM Ghost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照)
LH \MSCDEX.EXE /D:cd1 内臓CD/DVD-ROMの認識に必要です
cd \ghost Ghost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照)
GHOST.EXE Ghost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照)
[表13-3]


[図13-6]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 項目12.で作ったCD/DVD起動ディスク(CD-ROMドライブのドライバを組み込んだGhost起動ディスク)は、フロッピーディスクが2枚となり、Ghostを起動させる際にフロッピーディスクの差し替えが必要なのですが、これが結構面倒臭いと思います。実際2枚必要なのであれば仕方がないのですが、実は一般的な内臓CD/DVD-ROMドライブを認識させるだけでよいのであれば、この起動ディスクを1枚に収めることが出来ます。今回はこの手順を紹介致します。

 まずは、項目9.の手順に従い、Ghost起動ディスクの中身が見える状態にします。

項目12.で作ったCD/DVD起動ディスクの2枚目をFDDにいれます
・Windows上で、フロッピーディスクの中身を開きます(図13-1参照)
・フロッピーディスクの中身の全てを、パソコン内の適当なフォルダへコピーします
・CD/DVD起動ディスクの1枚目と挿し替えます
・フロッピーディスクの中身を開きます(図13-2参照)
・表13-1に示す、8つのファイルを削除します(図13-2、表13-1参照)(表示の設定次第で、拡張子は表示されない場合があります)
・先ほど適当なフォルダへコピーしておいた、CD/DVD起動ディスクの2枚目の中身を、フロッピーディスク(CD/DVD起動ディスクの1枚目)へ移動します
・「CONFIG.SYS」というファイルの中身を、メモ帳で開きます(図13-3参照)
・「CONFIG.SYS」の中身を図13-4の通りに修正します(図13-4,表13-2参照)(図13-4の部分のみを残し、それ以外を削除します)
・上書き保存して、閉じます
・「AUTOEXEC.BAT」というファイルの中身を、メモ帳で開きます(図13-3参照)
・「AUTOEXEC.BAT」の中身を図13-5の通りに修正します(図13-5,表13-3参照)(図13-5の部分のみを残し、それ以外を削除します)
・上書き保存して、閉じます

 Ghost起動ディスクの編集は以上です。確認の為、今回編集したGhost起動ディスクを使ってパソコンを起動してみます(項目4.参照)。

・図13-6の5〜7行目、17行目の様に、正常に内臓CD-ROMが認識されていればOKです(図13-6参照)
  以上で終了です

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