<この項目で必要な条件>
・項目12.で作った、CD/DVD起動ディスク(2枚)
・FDDがあること |
 [図13-1]
 [図13-2]
aspi2dos.sys,aspi4dos.sys aspi8dos.sys,aspi8u2.sys aspicd.sys,btcdrom.sys btdosm.sys,flashpt.sys |
[表13-1]
 [図13-3]
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 [図13-4]
コマンド | 解説 |
DEVICE = oakcdrom.sys /D:cd1 | 内臓CD/DVD-ROMの認識に必要です |
LASTDRIVE = Z | Ghost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照) |
[表13-2]
 [図13-5]
コマンド | 解説 |
SET TZ=GHO-09:00 | Ghost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照) |
MOUSE.COM | Ghost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照) |
LH \MSCDEX.EXE /D:cd1 | 内臓CD/DVD-ROMの認識に必要です |
cd \ghost | Ghost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照) |
GHOST.EXE | Ghost起動ディスクには必ず付きます(項目9.参照) |
[表13-3]
 [図13-6] |
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項目12.で作ったCD/DVD起動ディスク(CD-ROMドライブのドライバを組み込んだGhost起動ディスク)は、フロッピーディスクが2枚となり、Ghostを起動させる際にフロッピーディスクの差し替えが必要なのですが、これが結構面倒臭いと思います。実際2枚必要なのであれば仕方がないのですが、実は一般的な内臓CD/DVD-ROMドライブを認識させるだけでよいのであれば、この起動ディスクを1枚に収めることが出来ます。今回はこの手順を紹介致します。
まずは、項目9.の手順に従い、Ghost起動ディスクの中身が見える状態にします。
・項目12.で作ったCD/DVD起動ディスクの2枚目をFDDにいれます
・Windows上で、フロッピーディスクの中身を開きます(図13-1参照)
・フロッピーディスクの中身の全てを、パソコン内の適当なフォルダへコピーします
・CD/DVD起動ディスクの1枚目と挿し替えます
・フロッピーディスクの中身を開きます(図13-2参照)
・表13-1に示す、8つのファイルを削除します(図13-2、表13-1参照)(表示の設定次第で、拡張子は表示されない場合があります)
・先ほど適当なフォルダへコピーしておいた、CD/DVD起動ディスクの2枚目の中身を、フロッピーディスク(CD/DVD起動ディスクの1枚目)へ移動します
・「CONFIG.SYS」というファイルの中身を、メモ帳で開きます(図13-3参照)
・「CONFIG.SYS」の中身を図13-4の通りに修正します(図13-4,表13-2参照)(図13-4の部分のみを残し、それ以外を削除します)
・上書き保存して、閉じます
・「AUTOEXEC.BAT」というファイルの中身を、メモ帳で開きます(図13-3参照)
・「AUTOEXEC.BAT」の中身を図13-5の通りに修正します(図13-5,表13-3参照)(図13-5の部分のみを残し、それ以外を削除します) ・上書き保存して、閉じます
Ghost起動ディスクの編集は以上です。確認の為、今回編集したGhost起動ディスクを使ってパソコンを起動してみます(項目4.参照)。
・図13-6の5〜7行目、17行目の様に、正常に内臓CD-ROMが認識されていればOKです(図13-6参照) |
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以上で終了です |