Last Update 2008年01月
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Norton Ghost 2003(ノートン ゴースト2003)、筆者の使い方の目次

  1. 初めに
  2. 今回用意した機材


  3. Ghost起動ディスク(フロッピーディスク)を作る
  4. Ghost起動ディスクでパソコンを起動する
  5. 同じHDD内の別パーティションへのバックアップ
  6. 同じHDD内の別パーティションからのリカバリ
  7. 同じPC内の別HDDへのバックアップ
  8. 同じPC内の別HDDからのリカバリ


  9. Ghost起動ディスク(フロッピーディスク)の中身を知る
  10. USB2.0接続の外付けHDDへのバックアップ・リカバリ
  11. USB1.1接続の外付けHDDへのバックアップ・リカバリ
  12. CD/DVDへのバックアップ・リカバリ
  1. Ghost起動ディスクのカスタマイズ(CD/DVD起動ディスクを1枚に収める)
  2. Ghost起動ディスク(CD-ROM)を作る
  3. フロッピーディスクドライブなしで、Ghost起動ディスク(CD-ROM)を作る


  4. LAN接続された、別のコンピュータへのバックアップ・リカバリ(クロスケーブル直付け)
  5. LAN接続された、別のコンピュータへのバックアップ・リカバリ(ルータ経由)
  6. LAN接続された、(Windows起動中の)別のコンピュータへのバックアップ・リカバリ
  7. オリジナルリカバリディスクの作成

15.フロッピーディスクドライブなしで、Ghost起動ディスク(CD-ROM)を作る(2/2)

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[図15-7]


[図15-8]


[図15-9]
 仮想FDDが出来たら、そこへGhost起動ディスクを作成します。
 手順は項目3.10.11.12.等と同じですが、コピー先ドライブの選択画面(図3-6参照)では、フロッピーディスクドライブ欄を仮想FDDを指定(今回の場合は「B:」)する必要があります(図15-7参照)。
 又、「Ghost付きCD/DVD起動ディスク」(項目12.参照)では、フロッピーディスクが2枚となりますが、仮想FDD上でのディスクの差し替えは多少面倒ですので、2枚目のディスクを要求された時点(図12-22参照)で、1枚目のディスクのファイル群を任意のフォルダに移動しておいて、後から1枚にまとめて(項目13.参照)お使い頂くのがよいでしょう。この際、ファイルを漏れなく移動する為に、予め項目9.の手順に従い、仮想FDD内のファイルが全て見えるようにしておきましょう。

 仮想FDDにGhost起動ディスクを作成したら、今度はそれをCD-ROMへ保存します。
 手順は、項目14.と同じですが、ライティングソフトにより制約事項が異なります。

<「B's Recorder GOLD8」を使う場合>

 B's Recorder GOLD8では、ブート機能をフロッピーディスクから取り込む場合、ドライブが「A:」である必要があり、「B:」ドライブに作成した仮想FDDからブート機能を取り込む事は出来ないようです。このソフトをお使いの方は、仮想FDDのドライブを「A:」にして進める必要があります。AドライブにFDDが搭載されている場合は、仮想FDDにAドライブを割り当てる事が出来ませんので、実際に搭載されているFDDを使って、Ghost起動ディスクを作る事になります(つまり今回紹介致しました、Norton Ghost 2003+VFD+B's Recorder GOLD8の組み合わせでは、Ghost起動ディスク(CD-ROM)は作れないという事です。実際にFDDが搭載されていれば、わざわざVFDを使う必要もありませんが・・・。)。手順については、項目14.と同じになります。

<「Nero Express 6」を使う場合>

 Nero Express 6では、ブート機能をBドライブから取り込む事が出来ます。ブートイメージ選択画面(図14-9参照)で、「B:\ 1MB」を選択すればOKです(図15-8参照)。あとは、項目14.と同じです。

<作ったGhost起動ディスク(CD-ROM)の作動確認>

(「B's Recorder GOLD8」や「Nero Express 6」を使って)今作ったGhost起動ディスク(CD-ROM)を使ってパソコンを起動してみます。起動順序がHDDよりCD/DVDドライブの方が優先されている必要があります(起動順序をHDDよりCD/DVDドライブを優先させる手順については、パソコンの機種によって異なりますので省略致します)。

・今作ったGhost起動ディスク(CD-ROM)が入った状態で、パソコンの電源を入れます(パソコンの電源が入った状態で、Ghost起動ディスク(CD-ROM)を入れ、パソコンを再起動するというのでもよいでしょう)
・ディスクへの書き込みエラーに関するエラーが表示された場合は、「F」キーを押します(このエラーは、Ghostの作動上支障を来たすものではありません)(図15-9参照)
・Ghost起動ディスク(フロッピーディスク)と時と同様に、Norton Ghostが起動してくればOKです

[図15-10]


[図15-11]


[図15-12]


[図15-13]

 

 

<ディスクへの書き込みエラー表示の回避>

 Ghost起動ディスクをフロッピーディスクで作った場合、Ghost起動ディスクによる初回起動時に、自動的にファイルが1つ追加されるのですが、FDDなしでGhost起動ディスク(CD-ROM)を作った場合、このファイルを追加する事が出来ない(Ghost起動途中でCD-ROMへの書き込みは出来ない)事で、エラーが表示されます。Ghostの作動上支障はないのですが、毎回「F」キーを押すのも面倒な為、以下の手順でこれを回避出来ます(CD-R,RWへ焼き付ける前に実施する必要があります)。

・「MOUSE(.txt)」という名のテキストファイルを作成します(図15-10参照)
・作ったファイルを開き、中に「MouseType=PS2」と記述します(図15-11参照)
・ファイルを保存し、閉じます
・拡張子を「.txt」から「.ini」へ変更します(図15-12参照)
・仮想FDD内に作成したGhost起動ディスクへ追加します(図15-13参照)

 Ghost起動ディスク(CD-ROM)の起動時に、エラー表示がなくなればOKです。

<参考情報>
・VFD内に仮想FDDをフォーマットする機能が搭載されていますが、この機能にてフォーマットした仮想FDDで作ったGhost起動ディスクでは、Ghostは正常に起動しないようです。〜必ずGhost起動途中作成途中に、Windowsの機能でフォーマットしましょう(項目3.参照)。
  以上で終了です

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