Last Update 2009年02月
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WindowsXPユーザがフリーのDHCP Server構築に挑戦(DHCP Turbo編)の目次

  1. 初めに
  2. 今回IPを貸し出すネットワークの条件
  3. 今回「DHCP Turbo」をインストールするPCに必要な条件
  4. 「DHCP Turbo」の入手
  5. 「DHCP Turbo」をインストールするPCのIP固定化
  6. 「DHCP Turbo」のインストール
  7. 「DHCP Turbo」の設定
  8. Windowsのファイアウォール除外設定
  9. 接続確認
  10. 終わりに

9.接続確認

 先項までで準備は整いましたので、いよいよIPを貸出したいネットワークへDHCPサーバを接続します。
 今回はセグメントが2つを想定していますので、それぞれのネットワークコントローラ(項目5.参照)へそれぞれのセグメントのLANケーブルを接続します。
 ケーブルが全て接続出来たら、DHCPサーバ及びIPを借用するPC群を起動し、IPの貸出状況を確認します。

 まずは、DHCP Turbo側で、IPの貸出状況を確認してみます。

・DHCP Turboを起動し、ログインします(図7-1〜-2参照)
・[Database]をクリック(図9-1参照)

右枠へ、IP貸出状況が表示されていればOKです(図9-1参照)。

[図9-1]


[図9-2]


[図9-3]


[図9-4]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今度は、IPを借用しているPC側で、借用状況を確認してみます。

・コントロールパネルから「ネットワーク接続」を起動します
・IPを借用している接続を右クリック(図9-2参照)
・[状態]をクリック(図9-2参照)
・「サポート」のタブをクリック(図9-3参照)
・[詳細]をクリック(図9-3参照)

全ての値が狙い通りに取得されていればOKです(図9-4参照)。狙いとは違う値が取得されている場合は、DHCP Trubo側での設定ミスが考えられますので、これを修正ます。
  以上で終了です

10.終わりに

 無事接続確認も終わり、運用を開始したのですが、すぐにIPが借用出来ないPCが発生しました。何度試しても、最初はOKなのにすぐに不具合発生・・・。どうやら、5台までは問題なくIPが借用出来ていて、6台目からがダメな様子。で、よくよく見てみると、「Max bindings(IPの最大同時貸出台数)」欄(図10-1参照)が「5」に。・・・。どうやらフリー版では、5台までしかIPが貸し出せないようです。ヘルプに掲載されている画面をみてみると、ここの値が「3000」になっているようですので、有料版を購入すれば、1000台単位でのIPの貸出しが可能になるようです。
 という訳で、「DHCP Turbo」による、フリーのDHCP Server構築は断念せざるを得なくなりました。残念。
 また、「WindowsXPユーザがフリーのDHCP Server構築に挑戦(Open DHCP Sever編)」も 是非ご覧下さい。


[図10-1]

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