Last Update 2010年07月
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WindowsXPユーザがフリーのDHCP Server構築に挑戦(Open DHCP Server編)の目次

  1. 初めに
  2. 今回IPを貸し出すネットワークの条件
  3. 今回「Open DHCP Server」をインストールするPCに必要な条件
  4. 「Open DHCP Server」の入手
  5. 「Open DHCP Server」をインストールするPCのIP固定化
  6. 「Open DHCP Server」のインストール
  7. 「Open DHCP Server」の設定
  8. Windowsのファイアウォール除外設定
  9. 接続確認
  10. 終わりに

7.「Open DHCP Server」の設定

 Open DHCP Serverをインストールしたら、IPを貸出す設定をします。

・[スタート]ボタンをクリック(図7-1参照)
・[すべてのプログラム]をクリック(図7-1参照)
・[Open DHCP Server]をクリック(図7-1参照)
・[Configure]をクリック(図7-1参照)

 「OpenDHCPServer.ini」ファイルが開きます(図7-2参照)。
 このファイルには各種設定の解説が記述されていますので、内容は別に保存しておくのがよいでしょう。
 今回は、既述の内容は全て消して(図7-3参照)、必要最小限の設定のみ記述します。

 2013/07/12追記:久々に導入し直してみたら、バージョンが1.59になっていました。しかも設定の表記が変わっていますので、ご注意下さい(このページもそれに合わせて、テキスト部分のみ修正しました。図は全てバージョン1.40のままです)。

[図7-1]


[図7-2]

[図7-3]


[図7-4]

 

 

・「OpenDHCPServer.ini」へ以下の通り記述します(図7-4参照)

[GLOBAL_OPTIONS]
DomainServer=192.168.10.1, 192.168.10.2, 192.168.10.3
NETBIOSNameSrv=192.168.20.1, 192.168.20.2, 192.168.20.3
NETBIOSNodeType=8
SubnetMask=255.255.255.0
AddressTime=86400
#86400s=24h

[RANGE_SET]
DHCPRange=192.168.0.2-192.168.0.252
Router=192.168.0.254
BroadcastAddress=192.168.0.255

[RANGE_SET]
DHCPRange=192.168.1.2-192.168.1.252
Router=192.168.1.254
BroadcastAddress=192.168.1.255

・「AddressTime」はIPの貸出し時間をお好みで設定します(秒単位)
・WINSを使う場合は「NETBIOSNodeType」として「8」と指定します(DHCPサーバーの仕組みをよく理解するとこの数字の意味が分かるようですが、今回はお約束として指定します)。
・残りはネットワークの条件から、数値を指定します。

 記述出来たら、ファイルを上書き保存し、閉じます。
  以上で終了です


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