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Windows7快適設定

初めに
 Windows7ではVistaに比べ、パフォーマンスにも重点が置かれ、ある程度古いPCでも十分に作動します。これに対しPCのハードウェア的な性能は日進月歩で上がり続けていますので、既にかなり廉価な製品であっても、Windows7を作動させるのにストレスを感じる事も少ないかと思います。
 その反面、古いPCでも作動する事から、WindowsXPのPCにWindows7を入れ替えて使おうと思われるかたもみえるでしょう。
 実は筆者もその1人である事もあり、今回は主に古い機種を対象にしたWindows7の各種設定項目を紹介致します。
 
 
ご注意
  • このページの内容は、筆者が使用した事例の紹介に過ぎません。決して、作動を補償するものでも、メーカがサポートするものでもございません。
  • このページの内容をご利用された事によって損害が生じた場合でも、筆者は一切の責任を負いかねます。悪しからずご了承願います。ただ、皆様のお役に立てれば幸いです。
 
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停止してもよさそうなサービス一覧
 停止してもWindowsそのものの作動は維持できそうなサービス一覧です。利用環境により必要な機能もありますので、中身をよく吟味の上判断しましょう。PCの性能に余裕があるのであれば、無理に停めない方がよいと思います。まずは、実際に動いているサービスのみチェックしてみるのがよいかと思います。 また、WindowsMediaPlayerのDLNA機能を使おうとすると、有効にしなければならない項目が結構あります。DLNAをお使いの方はお気をつけ下さい。
サービス名 スタート
アップ
変更後 解説
ActiveX Installer (AxInstSV) 手動 無効 グループポリシーによるActiveX管理に使います。個人ユーザなら不要でしょう。
Adaptive Brightness 手動 無効 明るさセンサーを使っていなければ不要。
Adobe Acrobat Update Service 自動 無効 Adobe Acrobet製品のアップデートを手動で出来るのであれば不要。
Adobe Flash Player Update Service 手動 無効 Adobe Flashのアップデートを手動で出来るのであれば不要。
Application Identity 手動 無効 特定のアプリケーションのみの起動を禁止する機能ですが、Ultimateでしか使えないので、それ以外のエディションでは不要。
Application Management 手動 無効 グループポリシーに連動して働く機能です。個人ユーザーなら不要でしょう。
BitLocker Drive Encryption Service 手動 無効 ドライブ全体を暗号化する機能ですが、Ultimateでしか使えないので、それ以外のエディションでは不要。
Block Level Backup Engine Service 手動 無効 Windowsに搭載のバックアップ機能が使えなくなります。
Bluetooth Support Service 手動 無効 Bluetoothが使えなくなります。
BranchCache 手動 無効 細い回線先のサーバーのデータをキャッシュする機能。ローカルエリア内の回線速度が十分確保出来ていれば不要。
Certificate Propagation 手動 無効 スマートカードを使っていなければ不要。
Computer Browser 手動 無効 ネットワーク上のコンピュータが表示されなくなります(アクセス出来なくなる訳ではありません)。
Desktop Window Manager Session Manager 自動 無効 Windows Aeroが使えなくなります。
Diagnostic Policy Service 自動 無効 Windowsの診断機能が使えなくなります。
Diagnostic Service Host 手動 無効 Windowsの診断機能が使えなくなります。
Diagnostic System Host 手動 無効 Windowsの診断機能が使えなくなります。
Disk Defragmenter 手動 無効 ディスクデフラグが自動で実行されなくなります。
Distributed Link Tracking Client 自動 無効 ドメインに参加している場合は必要。
Distributed Transaction Coordinator 手動 無効 個人利用ではまず不要。
Encrypting File System (EFS) 手動 無効 Windowsに搭載のファイル暗号化機能が使えなくなります。
Function Discovery Provider Host 手動 無効 ネットワーク上のデバイスが検索出来なくなります。DLNAにも必要かも。
Function Discovery Resource Publication 手動 無効 ネットワーク上の他のPCから自PCのデバイスが検索出来なくなります。DLNAにも必要かも。
HomeGroup Listener 手動 無効 「ホームグループ」機能が使えなくなります。DLNAにも必要。
HomeGroup Provider 手動 無効 「ホームグループ」機能が使えなくなります。DLNAにも必要。
IP Helper 自動 無効 IPv6が使えなくなります。DLNAにも必要かも。
Link-Layer Topology Discovery Mapper 手動 無効 「ネットワークと共有センター」内の「フルマップの表示」機能が使えなくなります。
Lotus Notes Single Logon 自動 無効 Lotas NOTES関連。停めても問題なさそうですが、NOTESの作動に支障が出るようなら再稼動。
Machine Debug Manager 無効 無効 よっぽど不要。
Media Center Extender Service 無効 無効 「Media Center Extender」が使えなくなります。
Microsoft iSCSI Initiator Service 手動 無効 iSCSIが使えなくなります。
Multi-user Cleanup Service 自動 無効 Lotas NOTES関連。停めても問題なさそうですが、NOTESの作動に支障が出るようなら再稼動。
Netlogon 自動 無効 ドメインに参加するには必要です。
Offline Files 自動 無効 よっぽど不要。
Parental Controls 手動 無効 保護者による制限が使えなくなります。
Peer Name Resolution Protocol 手動 無効 P2Pアプリケーション(リモートアシスタンスなど)が使えなくなります。DLNAにも必要かも。
Peer Networking Grouping 手動 無効 P2Pアプリケーション(リモートアシスタンスなど)が使えなくなります。DLNAにも必要かも。
Peer Networking Identity Manager 手動 無効 P2Pアプリケーション(リモートアシスタンスなど)が使えなくなります。DLNAにも必要かも。
Performance Logs & Alerts 手動 無効 パフォーマンスモニタ、及びそれに基づく警告が使えなくなります。
PNRP Machine Name Publication Service 手動 無効 P2Pアプリケーション(リモートアシスタンスなど)が使えなくなります。
Portable Device Enumerator Service 手動 無効 Windowsに搭載の、外部記憶装置からのデータ転送ウィザード等が使えなくなります。
Print Spooler 自動 無効 印刷出来なくなります。
Problem Reports and Solutions
 Control Panel Support
手動 無効 Windowsに搭載の問題レポートが使えなくなります。
Remote Access Auto Connection Manager 手動 無効 ダイヤルアップやVPNを使っていなければ不要。
Remote Access Connection Manager 手動 無効 ダイヤルアップやVPNを使っていなければ不要。
Remote Desktop Configuration 手動 無効 リモートデスクトップを使っていなければ不要。
Remote Desktop Services 手動 無効 リモートデスクトップを使っていなければ不要。
Remote Desktop Services
 UserMode Port Redirector
手動 無効 リモートデスクトップを使っていなければ不要。
Remote Registry 手動 無効 リモート操作によるレジストリ変更が出来なくなります。
Secondary Logon 手動 無効 「別のユーザーとして実行」が使えなくなります。
Secure Socket Tunneling Protocol Service 手動 無効 VPNなどが使えなくなります。
Security Center 自動 無効 「セキュリティセンター」が使えなくなります。
Server 自動 無効 自PCのフォルダを共有フォルダとて他PCと共有出来なくなります。
Shell Hardware Detection 自動 無効 DVD等を挿入した際の自動実行が行われなくなります。
Smart Card 自動 無効 スマートカードを使っていなければ不要。
Smart Card Removal Policy 手動 無効 スマートカードを使っていなければ不要。
SSDP Discovery 手動 無効 UPnPが使えなくなります。DLNAサーバー機能にも必要です。
Tablet PC Input Service 手動 無効 タブレットPCでなければ不要。
TCP/IP NetBIOS Helper 自動 無効 NetBIOSによる名前解決が不要であれば不要。ネットワーク上の他のコンピュータが見つけられなくなる場合がります。
Telephony 手動 無効 ダイヤルアップが使えなくなります。
Themes 自動 無効 Windows Aeroが使えなくなります。
UPnP Device Host 手動 無効 UPnPが使えなくなります。DLNAサーバー機能にも必要です。
WebClient 手動 無効 よっぽど不要でしょう。
Windows Backup 手動 無効 Windowsに搭載のバックアップ機能が使えなくなります。
Windows Biometric Service 手動 無効 生体認証(指紋認証など)が使えなくなります。
Windows Error Reporting Service 手動 無効 不要でしょう。
Windows Image Acquisition (WIA) 手動 無効 「スキャナとカメラのウィザード」が使えなくなります。
Windows Media Center Receiver Service 手動 無効 「Windows Media Center」の機能に制限を受けます(主にTV関係が使えなくなります)。
Windows Media Center Scheduler Service 手動 無効 「Windows Media Center」の機能に制限を受けます(主にTV関係が使えなくなります)。
Windows Media Player
 Network Sharing Service
手動 無効 「Windows Media Player」を使っての動画等のネットワーク共有(DLNAサーバー機能)が出来なくなります。
Windows Remote Management
 (WS-Management)
手動 無効 リモートでPCを管理するのに使われます。個人利用では不要でしょう。
Windows Search 自動 無効 「Windows Search」(予めインデックスを作成しておく機能)が使えなくなります。 ファイル検索自体はなくなりません。
WinHTTP Web Proxy
 Auto-Discovery Service
手動 無効 プロキシサーバーの自動検出が出来なくなります。
WLAN AutoConfig 手動 無効 無線LANが使えなくなります。
WMI Performance Adapter 手動 無効 よっぽど不要。
WWAN AutoConfig 手動 無効 無線WAN(3G等)が使えなくなります。
       






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