Step.2:WindowsPEに必要なファイル群を揃える |
WindowsAIKのインストールが完了したら、これを使って、WindowsPEに必要なファイル群を揃えます。
- [スタート]ボタンをクリック(図9参照)
- [すべてのプログラム]をクリック(図9参照)
- [Microsoft Windows AIK]をクリック(図9参照)
- [Deployment ツールのコマンド プロンプト]を右クリック(図9参照)
- [管理者として実行]をクリック(図9参照)
コマンドプロンプト画面が起動します。ここからはコマンド入力となります。
- 「copype.cmd x86 C:\WinPE」と入力し[Enter]キー(図10参照)
※:「x86」は32bitの場合で、64bitの場合は「amd64」となります。
※:「C:\WinPE」はフォルダが作れる場所を任意に指定、かつコマンド入力時点でフォルダが存在していてはいけません。
コマンド入力すると、指定したフォルダ内にいくつかファイルが出来ますが、この中に「winpe.wim」というファイルがあります(図11参照)。これがWindowsPEの本体です。が、実はこの場所では使えません。利用者がこの本体をカスタマイズして使えるように別の場所に置かれているようなのですが、今回はカスタマイズは行わず、そのまま正しい場所に正しいファイル名としてコピーします。
- 「copy C:\WinPE\winpe.wim C:\WinPE\ISO\sources\boot.wim」と入力し[Enter]キー(図12参照)
つまり、今回出来たフォルダの中にある「ISO」フォルダの中の「sources」フォルダの中に、「boot.wim」というファイル名でコピー(図12参照)するのですが、Windowsエスクプローラ上でコピー・リネームしてもOK(なはず)です。
これで必要なファイルが揃いました。
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Step.3:揃ったファイル群を光学メディアに書き込む |
必要なファイル群が揃ったら、これをISOファイルに変換します。
- 「oscdimg -n -bC:\WinPE\etfsboot.com C:\WinPE\ISO C:\WinPE\WinPE.iso」と入力
し[Enter]キー(図10参照)
ブートセクタファイルとして「C:\WinPE\etfsboot.com」を指定し、「C:\WinPE\ISO」フォルダの中身を、「C:\WinPE\WinPE.iso」というファイルに変換する、という意味です。
これで、今回出来たフォルダの中に、「WinPE.iso」というファイルが出来るので、これをDVDメディアに書き込みます(容量的にCDメディアでも
入ります)。繰り返しになりますが、1つのファイルとして書き込んでもダメですよ。
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Step.4:Windows PEを起動する |
メディアが出来たら、早速WindowsPEを起動してみましょう。
光学メディア優先でPCを起動します。 「Press any key to boot from CD or DVD..」と表示されている間に、何かキーを押すのをお忘れなく。
コマンドプロンプト画面までいけば、無事起動です(図14参照)。
お疲れ様でした。よろしければこちらもご参照下さい。 |
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