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Windows7ProfessionalにWebServer(IIS)を導入

初めに
 WebServer(ウェブサーバ)とは、ウェブブラウザにてアクセスしてきたコンピュータに対し、用意しておいたウェブページの内容を投げ返す(相手コンピュータにウェブページを表示させる)コンピュータ・又はその機能の事を指します。
 サーバー向けOSには当然搭載されている機能ですが、実はクライント向けOSであるWindows7にもこの機能(製品名:Microsoft Internet Information Services ・略称:IIS)が搭載されています。
 ですがこのIIS、デフォルトでは有効になっていない為、このIISを有効にする手順を紹介致します。
 
 
ご注意
  • このページの内容は、筆者が使用した事例の紹介に過ぎません。決して、作動を補償するものでも、メーカがサポートするものでもございません。
  • このページの内容をご利用された事によって損害が生じた場合でも、筆者は一切の責任を負いかねます。悪しからずご了承願います。ただ、皆様のお役に立てれば幸いです。
 
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Step3:他のコンピュータへの開放
 ファイアウォールから除外してやる事で、ネットワーク上の他のコンピュータからのアクセスに対し、ウェブページを表示させてやる事が出来ます。但しブロードバンドルーター等によりアクセスを制限されていてはいけません。
 まずはIISが動いている(ウェブページを公開したい)コンピュータのIPアドレスを確認します。
  • [スタート]ボタンをクリック(図1参照)
  • [コントロールパネル]をクリック(図1参照)
  • [ネットワークと共有センター]をクリック(図14参照)
  • [アダプターの設定の変更]をクリック(図15参照)
  • 現在接続されているネットワークアダプタを右クリック(図15参照)
  • [状態]をクリック(図16参照)
  • [詳細]をクリック(図17参照)
  「IPv4アドレス」の値が現在のIPアドレスです(図18参照)。他のコンピュータからアクセスするのにこの値が必要になりますが、DHCPという仕組みを使っている場合(使っている場合が殆どです)、PCを起動する都度この値は変わりますので注意が必要です。
 
[図1]
[図14]
[図15]
[図16]
[図17]
 
[図18]
[図19]
[図20]
[図21]
[図22]
 


































 
 次に、 ファイアウォール上での通信許可を設定します。
  • [スタート]ボタンをクリック(図1参照)
  • [コントロールパネル]をクリック(図1参照)
  • [Windowsファイアウォール]をクリック(図19参照)
  • [Windowsファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する]をクリック(図20参照)
  • 「許可されたプログラムおよび機能」欄中の「WorldWideWebサービス(HTTP)」にチェック(図20参照)
  • 同上の、ネットワークの場所(「ホーム」等)ごとのチェック欄にもチェック(図21参照)
  • [OK]をクリック(図20参照)
 出来たら実際に、他のコンピュータからアクセスしてみます。
  • (アクセスしたいコンピュータにて)Internet Explorerを起動
  • アドレスバーに、上記で確認したIPアドレス(***.***.***.***)を入力し、[Enter](図21参照)
 予定していたウェブページが表示(図22参照)されれば、OKです。
 





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