いとかめHP > イトカメPCサポート > Win7ProにWebServer導入

Windows7ProfessionalにWebServer(IIS)を導入

初めに
 WebServer(ウェブサーバ)とは、ウェブブラウザにてアクセスしてきたコンピュータに対し、用意しておいたウェブページの内容を投げ返す(相手コンピュータにウェブページを表示させる)コンピュータ・又はその機能の事を指します。
 サーバー向けOSには当然搭載されている機能ですが、実はクライント向けOSであるWindows7にもこの機能(製品名:Microsoft Internet Information Services ・略称:IIS)が搭載されています。
 ですがこのIIS、デフォルトでは有効になっていない為、このIISを有効にする手順を紹介致します。
 
 
ご注意
  • このページの内容は、筆者が使用した事例の紹介に過ぎません。決して、作動を補償するものでも、メーカがサポートするものでもございません。
  • このページの内容をご利用された事によって損害が生じた場合でも、筆者は一切の責任を負いかねます。悪しからずご了承願います。ただ、皆様のお役に立てれば幸いです。
 
事前準備
 今回は、Windows7SP1Professional32bit版を用いて説明致します。また、操作途中で表示される警告関係は省略致します(出たら適宜ご対応下さい)。
 
Step.1:IISの有効化
 まずは、無効状態にあるIISを有効化します。
  • [スタート]ボタンをクリック(図1参照)
  • [コントロールパネル]をクリック(図1参照)
  • [プログラムと機能]をクリック(図2参照)
  • [Windowsの機能の有効化または無効化]をクリック(図3参照)
  • 「インターネットインフォメーションサービス」をチェック(構成されている全ての項目にチェックが入る訳ではありませんがそれでOK)(図4参照)
  • [OK]をクリック(図4参照)
  • しばらくお待ち下さい(図5参照)
 これで有効化は完了です。念のためIISが実際に作動しているか確認してみましょう。
  • Internet Explorerを起動
  • アドレスバーに「localhost」と入力し、[Enter]
 IIS7のタイトル画面(図6参照)が表示されれば、IISは有効になっています。
 
[図1]
[図2]
[図3]
[図4]
[図5]
[図6]
 
[図7]
[図8]
[図9]
[図10]
[図11]
[図12]
[図13]
 














































 
Step2:ホームページの指定
 Webサイトの構築にあたり、IISのデフォルトのフォルダを利用しても構わないのですが、せっかくなので自分で用意したフォルダを指定します。
 最初に表示させたいHTMLファイルは、用意したフォルダへ入れておきます。ファイル名は「index.htm」がよいでしょう(正確にはIISマネージャ上の「既定のドキュメント」という設定で指定出来ます)。
  • [スタート]ボタンをクリック(図1参照)
  • [コントロールパネル]をクリック(図1参照)
  • [管理ツール]をクリック(図7参照)
  • 「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」をダブルクリック(図8参照)
 まずはデフォルトで作動しているサイトを停止します(以下では停止させるだけですが、削除しても構いません)。
  • 左枠「接続」欄中の「Default Web Site」をクリック(図9参照)
  • 右枠「操作」欄中「Webサイトの管理」の「停止」をクリック(図9参照)
 次に新しいサイトを追加します。
  • 左枠「接続」欄中の「サイト」を右クリック(図10参照)
  • 「Webサイトを追加」をクリック(図10参照)
  • 「サイト名」は任意の名前を入力(自分の目視確認用です)(図11参照)
  • 「物理パス」に自分が用意したフォルダを入力(右にある[...]ボタンで引き当て出来ます)(図11参照)
  • [OK]をクリック(図11参照)
  • [はい]をクリック(「Default Web Site」と設定が被っているので表示されますが、そちらを停止してあれば問題ありません)(図12参照)
 Internet Explorer上で「http://localhost/」にアクセスし、予め用意したファイルが表示されればOKです(図13参照)。
 
次のページ(2/2)へ
 





このページの
最上部へ移動