Last Update 2002年10月
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Aptiva J(2176-J3X)

 筆者の友人が、そのまた友人から貰ったパソコン(Aptiva J(2176-J3X)です。相談を受けた時点で、このAptiva J(2176-J3X)はかなりの年代物になっていましたが、せっかくもらったし、出来る限りの性能アップを図りたいとの事で色々やってみました。
 以前にAptiva J(2176-J3V)を触っていた事もあり、作業は比較的簡単に進める事が出来ました。
 現在も、このAptiva J(2176-J3X)は現役で頑張っているとか、いないとか・・・。

 

 

 

 注意

  • このページの内容は、筆者が使用した事例の紹介に過ぎません。決して、作動を補償するものでも、メーカがサポートするものでもございません。
  • このページの内容をご利用された事によって損害が生じた場合でも、筆者は一切の責任を負いかねます。悪しからずご了承願います。ただ、皆様のお役に立てれば幸いです。

変更内容一覧

項目 オリジナル 変更後
ブランド スペック ブランド スペック
ハード CPU ペンティアム 133MHz ペンティアム 166MHz
メインメモリ オリジナル 32MB
(8MB×2+8MB×2)
ノーランド 128MB
(32MB×2+32MB×2)
ハードディスク オリジナル 2.0GB Seagate
Barracuda ATA W
3.5inch ATA100
20.0GB 7200rpm
オリジナル 2.0GB
サウンドボード M Wave ISA接続 CREATIVE LABS.INC
IBACT-SBV16S
ISA接続
モデム 28.8kbps
ISA接続
Lucent 56kbps
PCI接続
LAN - - 不明 ISA接続
ソフト OS Windows95 ハードに添付 Windows98SE -
設定 画面の設定 VGA(640×480)
(8ビットカラー)
XGA(1024×768)
(16ビットカラー)

作業詳細(ハード)

1.CPU、メインメモリ、サウンドボード、モデム
 この機種(2176-J3X)は、以前に改造を行った2176-J3Vを横置きにしたのみで、中の構造はほぼ同じであるため、容易に変更する事が出来ました。詳しくは2176-J3Vのページを参照下さい。

2.ハードディスク(DiskManagerによる8GB超えに挑戦)
 先に改造を行った2176-J3Vでは、いわゆる「8GB超え」は出来ないと判断し、8.4GBのハードディスク(以下HDD)を選定しましたが、今回、既に8.4GBのHDDは市場から姿を消し、最小でも20GBしか手に入らない状況となっていました。という訳で今回は、HDDの8GB超えにチャレンジする事にしました。
 とは言うものの、8GBの次は32GBの壁があるらしいという話も聞いていましたので、32GBよりは小さい、20GBのものを選定しました。
 試しに、8GB以上のHDDを認識するパソコンでこれをフォーマットした上で、J3Xに取り付けてみましたが、8GB分しか認識しませんでした。
 20GBバイトをフルに活用すべく、「BIOSだましソフト」があるらしいとの情報をもとに、これを使ってみる事にしました。BIOSだましソフト自体は、インターネット上を検索して見つける事が出来ました。私が見つけたソフトの名前は「Ontrak Disk Manager」と言います。
 Disk Managerには、HDDメーカ(今回使用のHDDはSeagate製)毎にバリエーションがある様で、3.5inchHDDの場合は、メーカに合わせたDisk Managerでないと作動しない様です。2.5inchの場合は例外がある様です(不確定情報)。
 詳細をご紹介したいところですが、既にこの機体も私の手を離れてしまい、正確な作動の確認が出来ない状態であるため、概略を紹介致します。
 Windows上でDisk Managerを実行すると、「Disk Manager起動ディスク(フロッピー)」が作成出来、そのフロッピーにてパソコンを起動すると、Disk Managerが立ち上がり、HDDのマスター・ブート・レコード部に「DDO」をいうソフトウェアをインストールされる様です。その後HDDから起動すれば、最初にDDOが動く事によって、BIOSが騙されるという仕組みになっている様です。

3.LANボード
 LANボードはジャンク品を拾って来て(と言っても道端に落ちていた訳ではありませんよ(^^;)付けました。ISA接続品だったので、最近の大半のマザーボードには取り付けずに困っていたため、丁度良かったです。特に問題なく認識しました。


作業詳細(ソフト、設定)

1.OS、画面の設定
 今回、OSはWinwos98にしましたが、特に問題はありませんでした。


総評

 以前に改造したAptiva J(2176-J3V)よりも大きな成果が残せ、満足しています。でもやっぱりCPUのパワー不足は否めないですねぇ。



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