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Intel 945GM ChipsetのノートPC(Panasonic CF-W5A)にWindows10をインストールしてみました

初めに
 Panasonic Let's NOTE「CF-W5AWDAXS」は、筆者が外出時等に使っているノートPCです。 法人向けの機種を中古で購入したものですが、元々WindowsXPだったものに、Windows7,8,8.1に続き、ついにWindows10をインストール致しました。
 Window10は「最後のWindows」らしいので、これでこのPCはハードウェア的に壊れるまで使い続けられるという事になる(?)のですが、そこで今回は、CF-W5AにWindows10をインストールした際のデバイスドライバ適用状況を紹介致します。
 
 
ご注意
  • このページの内容は、筆者が使用した事例の紹介に過ぎません。決して、作動を補償するものでも、メーカがサポートするものでもございません。
  • このページの内容をご利用された事によって損害が生じた場合でも、筆者は一切の責任を負いかねます。悪しからずご了承願います。ただ、皆様のお役に立てれば幸いです。
 
目的・目標
 CF-W5AWDAXSにWindow10をインストールした際のデバイスドライバ適用状況を確認します。以前に使用していたWindows7の構成(図1参照)に近づける事を目指します。
事前準備
 準備したものは、以下の通りです。
  • Panasonic Let's NOTE「CF-W5AWDAXS」
  • Windows10 Pro Ver1703 32bit版
  • USBメモリ(Windows10のインストール用)
  • チップセットドライバ,及びディスプレイドライバはIntelのサイトからダウンロード(Windows7以降用)
  • 上記以外のドライバはPanasonicのサイトからダウンロード(WindowsXP用)
 Windows10は32bit版を選択しました。デバイスドライバは32bit版と64bit版で異なる場合あがありますので、元々入っていたOSに合わせておいた方が安心です。エディションは2018年01月時点で入手可能な、ProのVer1709です。
 チップセットとディスプレイに関してはIntelのサイトにも掲載されている為、こちらのドライバを優先しました。
 Windows10のインストール自体は一般的な手順で完了します。詳しくは「Windows10のインストールメディアを入手してクリーンインストールする手順」をご参照下さい。
検証対象
 一般的な手順でWindows10(Ver1703)をインストールした直後のデバイス構成が図2です。図1と比較して異なる部分が構成順に、
  • サウンド
  • チップセット
  • Hotkey(図2では不明なデバイス)
  • Misc(図2では不明なデバイス)
  • ディスプレイ
  • マウス(フラットパッド)
  • モデム
の計7つが、確認対象となります。
 以降が確認結果です。
 
[図1]
[図2]
 
[図3]
[図4]
 


















































































サウンド
 Panasonicからダウンロード出来るWindowsXP用のドライバが適用可能です。ただし、実行ファイルを実行して導入する際、互換モードを使って古いOSとして実行してあげる必要があります。
チップセット
 Intelからダウンロードした最新版(Ver10.x)は導入途中でエラーが発生し入りませんでした。既に手持ちで持っていたドライバ(以前にIntelからダウンロード/Ver9.3.0.1019)と、検索して見つけたVer9.4.0.1027のドライバは問題なく適用出来ました。詳細は不明ですが、バージョン9が調子よさそうです。
Hotkey・Misc
 Panasonicからダウンロード出来るWindowsXP用のドライバが適用可能です。ただしWindows10インストール後、ドライバ適用前にWindowsUpdateを行ってしまうと図3の状態になり、最適なドライバとしては適用出来なくなってしまいます。この状態でも手動で明示的に指定しての適用は可能です。
ディスプレイ
 Intelからダウンロードできる最新版(15.12.75.4.1930)が適用可能。ただしWindwosUpdateの方が新しいドライバ(WDDM版)を持っている事から、このドライバを適用後でもWindwosUpdateを行うとWDDMドライバに置き換わってしまいます。WDDMドライバでも特に問題ありませんが、Windows10Proであればローカルグループポリシーエディターの設定で、ドライバの置き換えを禁ずる事が出来ます(システムのプロパティ上のダウンロード除外は効果がないようです)。
 設定は、gpedit起動→Windowsコンポーネント→WindwosUpdateのWindwosUpdateからドライバーを除外するを有効にする、を有効にします。
マウス(フラットパッド)・モデム
 Panasonicからダウンロード出来るWindowsXP用のドライバが適用可能です。
 
終わりに
 いくつかの制限はありましたが、狙い通りにドライバを適用する事が出来ました(図4参照)。加えて、Panasonicからダウンロード出来る各種ユーティリティも導入出来ています。これでこのPCも半永久的に(?)使えそうです。
 







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